結婚式には、挙式料や衣装代のほか、料理、装花、写真・映像、ギフトなど、さまざまな費用がかかります。
この記事では、2026年1月に公表された「結婚マーケット調査2025」をもとに、結婚式にかかる費用の相場を項目別にまとめました。これから見積もりを取る方は、予算を考える際の目安にしてください。
主な数値は「結婚マーケット調査2025調べ」を使用しています。調査対象は、2024年4月~2025年3月に国内挙式、披露宴・ウエディングパーティー、結婚を機とした食事会のいずれかを実施した全国20~49歳の男女です。
結婚式費用の総額は平均298.6万円

挙式と披露宴・ウエディングパーティーを両方実施した人の費用総額は、平均298.6万円です。
| 実施スタイル | 費用総額の平均 |
|---|---|
| 挙式+披露宴・ウエディングパーティー | 298.6万円 |
| 結婚関連イベント実施者全体 | 210.1万円 |
全体平均には、挙式のみ、披露宴のみ、少人数の食事会のみを実施した人も含まれます。そのため、一般的な「挙式+披露宴」の予算を考える場合は、298.6万円をひとつの目安にすると分かりやすいでしょう。
結婚式の招待客人数
挙式と披露宴・ウエディングパーティーを両方実施した人のゲスト人数は、平均29.7人です。披露宴・ウエディングパーティーまたは結婚を機とした食事会を実施した人全体では、平均24.5人となっています。
少人数婚や家族中心の食事会も調査対象に含まれるため、以前の調査より平均人数が少なく見える点に注意が必要です。
ご祝儀総額の相場
ご祝儀制の披露宴・ウエディングパーティーを実施した人のご祝儀総額は、全体で平均161.7万円。挙式と披露宴・ウエディングパーティーを両方実施した人では、平均180.1万円です。
| 対象 | ご祝儀総額の平均 |
|---|---|
| 挙式+披露宴・ウエディングパーティー | 180.1万円 |
| ご祝儀制の披露宴等を実施した人全体 | 161.7万円 |
自己負担額は「結婚式費用-ご祝儀」で単純に決まるものではありません。親や親族からの援助、会費、前払いの有無などでも変わるため、資金計画はご祝儀を多めに見積もらずに立てておくと安心です。
結婚式費用の項目別相場一覧
結婚式で実際に費用が発生した人の平均額を一覧にまとめました。
| 費用項目 | 平均額 |
|---|---|
| パックプラン | 148.9万円 |
| 見積もりより上がった金額 | 70.4万円 |
| 挙式料 | 67.6万円 |
| 妻側の衣装総額 | 14.1万円 |
| 夫側の衣装総額 | 5.1万円 |
| 妻側のブライダルエステ | 5.8万円 |
| 夫側のブライダルエステ | 7.6万円 |
| ブーケ | 2.8万円 |
| 会場装花 | 7.4万円 |
| 司会 | 19.1万円 |
| 親へのギフト・花束 | 2.1万円 |
| 映像を使った余興・演出 | 3.0万円 |
| 当日のスナップ撮影 | 14.7万円 |
| 当日のビデオ撮影 | 16.0万円 |
| ウエルカムアイテム | 1.8万円 |
| 料理と飲み物の総額 | 57.6万円 |
| ギフトの総額 | 14.7万円 |
| 二次会会場に支払った総額 | 24.0万円 |
各項目は、その費用が発生した人だけを対象にした平均です。また、費用総額とは別に質問しているため、表の金額を合計しても結婚式費用の総額とは一致しません。
挙式料の相場

挙式料の平均は67.6万円です。
この金額は、挙式料が発生した人の回答を集計したものです。教会式、人前式、神前式といった挙式スタイルだけでなく、会場やプランに含まれる内容によっても費用は大きく変わります。
衣装の相場

| 衣装 | 平均額 |
|---|---|
| 妻側の衣装総額 | 14.1万円 |
| 夫側の衣装総額 | 5.1万円 |
衣装点数や購入・レンタルの違い、お色直しの有無によって金額は変わります。提携ショップ以外の衣装を選ぶ場合は、衣装代だけでなく持ち込み料も確認しましょう。
料理・飲み物の相場

料理と飲み物にかかった費用の総額は、平均57.6万円です。
料理と飲み物はゲスト人数に応じて増える「変動費」です。料理のランクアップ、フリードリンクの内容、ウエルカムドリンク、乾杯酒などが追加されると、見積もりが上がりやすくなります。
装花・ブーケの相場

| 項目 | 平均額 |
|---|---|
| 会場装花の総額 | 7.4万円 |
| ブーケの総額 | 2.8万円 |
装花は花の種類や季節、使用するボリューム、装飾する場所によって費用が変わります。メインテーブル、ゲストテーブル、受付、ケーキ台など、見積書に含まれる範囲を確認してください。
写真・ビデオ撮影の相場

| 項目 | 平均額 |
|---|---|
| 結婚式当日のスナップ撮影 | 14.7万円 |
| 結婚式当日のビデオ撮影 | 16.0万円 |
撮影時間、納品カット数、アルバムの有無、動画の編集内容などによって価格差が出ます。持ち込みカメラマンを利用する場合は、持ち込み料や撮影場所の制限も確認しましょう。
ギフト・親へのプレゼントの相場

| 項目 | 平均額 |
|---|---|
| ゲスト向けギフトの総額 | 14.7万円 |
| 親へのギフト・花束の総額 | 2.1万円 |
ギフトはゲスト人数によって総額が変わります。引き出物、引菓子、縁起物、プチギフトが見積もりに含まれているかを確認しましょう。
司会・映像演出・ウエルカムアイテムの相場
| 項目 | 平均額 |
|---|---|
| 司会費用 | 19.1万円 |
| 映像を使った余興・演出 | 3.0万円 |
| ウエルカムアイテム | 1.8万円 |
演出費用は、会場へ支払う機材使用料や持ち込み料が別に発生する場合があります。ムービーを自作するときも、プロジェクターやスクリーンの使用料を確認しておきましょう。
見積もりは平均70.4万円上がっている
最初の見積もりより支払額が上がった人に限ると、増加額は平均70.4万円でした。
- 料理や飲み物のランクアップ
- 衣装の追加やグレードアップ
- 写真・映像商品の追加
- 装花や演出の追加
- ゲスト人数の増加
初回見積もりを比較するときは、最低限の内容ではなく、自分たちが希望する料理、衣装、写真、装花などをできるだけ入れてもらうことが大切です。
結婚式費用を確認するときのポイント
同じ項目名でも含まれる内容を確認する
「挙式料」「写真撮影」「パックプラン」など、同じ名称でも含まれるサービスは会場ごとに異なります。金額だけではなく、衣装の点数、写真の枚数、装花の範囲なども比較しましょう。
人数で変わる費用と変わらない費用を分ける
料理、飲み物、引き出物などは人数に応じて増える費用です。一方、挙式料、衣装、司会、写真撮影などは、基本的に人数の影響を受けにくい費用です。ゲストが増えた場合の総額もあらかじめ試算してもらいましょう。
契約前に持ち込み条件を確認する
衣装、カメラマン、引き出物などを外部から持ち込むと、持ち込み料が発生したり、持ち込み自体ができなかったりすることがあります。契約後は交渉しにくくなるため、契約前の確認が重要です。
まとめ
挙式と披露宴・ウエディングパーティーを両方実施した人の費用総額は、平均298.6万円です。ただし、結婚式の費用はゲスト人数や選ぶ会場、衣装、料理、演出によって大きく変わります。
相場はあくまで目安として、自分たちに必要なものと必要でないものを整理することが大切です。複数の会場から同じ条件で見積もりを取り、内容を比較しながら予算に合う結婚式を考えていきましょう。
参考資料:結婚マーケット調査2025(リクルート ブライダル総研)
出典表記:結婚マーケット調査2025調べ



