どうせなら縁起のいい日に結婚式を挙げたい!
日本には大安や仏滅といった「縁起」という概念があるのはご存知のことかと思います。
ただ結婚式は「月」や「お日にち」によって費用が結構変わってくるので吉日だからといって最適ではないのが難しい。
そこで、この記事では2020年の挙式日として縁起が良い日や月ごとの特徴を詳しく解説していきます。
結婚式のお日取り選びの参考にしてくださいね。
人気挙式月ランキング!
まずは結婚式の「人気月」と「不人気月」をランキング形式で紹介します。
結婚式は「月」によって、予約の取りやすさや費用が大きく変わってくるので要注意です。
基本的には、
- 人気月は費用が高く予約が取りにくい
- 不人気月は費用が安く予約も取りやすい
となっています。
ランキングは最新のゼクシィ結婚トレンド調査2019 調べを参考にしています。
1位 11月・・・14.2%
2位 10月・・・10.7%
3位 5月・・・9.9%
11月と10月は毎年トップを争うほど人気です。どちらも気候的に暑すぎず寒すぎずということで結婚式には最適な気候だからです。
ただどちらの月も費用が高く、予約も取りづらいです。
そこそこ人気な月
4位 3月・・・9.5%
5位 9月・・・8.5%
6位 12月・・・8.3%
これらの月も人気があります。やはり結婚式には暑すぎず寒すぎずバランスが取れている気候が好まれます。
普通な月
7位 6月・・・8.2%
8位 2月・・・7.9%
9位 7月・・・7.8%
費用と予約の取りやすさのバランスがいい月ですね。6月はジューンブライドなんて言われていますが、梅雨の時期ということもあって結婚式としてはそこまで人気がありません。
挙式日としてはあまり人気がない月
10位 4月・・・6.7%
11位 1月・・・4.8%
12位 8月・・・3.2%
やはり暑さと寒さがネックとなり、挙式月としてはあまり選ばれることがない月です。
ただその分予約も取りやすく費用的にみると大変お得になっています。気候さえ許容できるなら費用的に一番オススメできる月とも言えます。
参考:ゼクシィ結婚トレンド調査2019首都圏調べ
人気の月はやはり費用も高めに設定されています。不人気の月はお得なプランがあったり、大きく値引きしてくれたりと、費用的に見れば大変お得です。
費用を取るか、気候をとるか、悩ましい選択ですね。
何曜日に挙式した?
続いて「曜日」に関しても見てみましょう。
挙式の実施曜日はいつですか?
- 1位:土曜日 49.3%
- 2位:日曜日 32.0%
- 3位:月曜日~木曜日 6.1%
- 4位:祝祭日(土日除く) 5.6%
- 5位:金曜日 5.0%
- 6位:覚えていない 1.2%
ゼクシィ結婚トレンド調査2019調べ
やはり土曜日が圧倒的人気ですね。半数以上の方が土曜日に挙式を実施しています。
人気が集中する曜日は、その分費用も高めに設定されているので注意が必要です。
六曜の意味を解説
続いて
冠婚葬祭などの日取りを決める際に目安として使われることが多い六曜。
やはり大安などの「縁起のいい日」は挙式費用も割増に設定されているので注意が必要です。
六曜の意味(縁起が良いとされる順) | ||
六曜 | 吉凶 | 意味 |
---|---|---|
大安 | 大吉 | 全ての祝い事に吉とされる日。 成功しないことはない日とされる。六曜の中で最も吉日で挙式日として最も選ばれる。 |
友引 | 吉 | 午前中と夕方は吉。昼のみ凶。 六曜の中では大安に次いで良いとされる日。友を引くということで幸せのおすそ分けという意味がある。挙式日としても最適! |
先勝 | 吉 | 午前中は吉、午後は凶。 先んずれば勝つという意味。早くことを済ませてしまうことが良いとされる日です。縁起を気にするなら「午前中」の式がオススメ。 |
先負 | 吉 | 午前中は凶、午後からが吉。 急用は避けるべきとされる日。先勝と逆ですね。勝負ごとなどは避けたほうが良い日と言われています。ただ挙式日としては別に悪い日ではありません。午後から吉なので挙式日として選ぶなら午後がオススメです。 |
赤口 | 凶 | 午の刻(午前11時ごろから午後1時ごろまで)のみ吉で、それ以外は凶とされる日。 お祝いごと避けたほうがいいとされる凶日。縁起を気にするなら挙式月としてはあまりオススメできません。 |
仏滅 | 凶 | 全日において凶。 祝い事や祭事などをこの日に行うのは縁起がよくないとされています。挙式月としても一番人気がありません。 |
言うまでもなく挙式日として人気なのが「大安」です。「友引」も幸せのお裾分けという意味があり人気がありますよ。
ただ「大安」も「友引」も式場によっては費用が割増料金が取られることも。
「先勝」や「先負」は時間帯によっては吉となり縁起が良いです。
「赤口」や「仏滅」は縁起的に見れば厄日ですが、「縁起」が気にならない方は「値引きプラン」があったりするので、費用を重視する方にはオススメです。それだけで数十万もの値引きになることもあるんですよ。
六曜(六輝)の人気ランキング
参考までにゼクシィ結婚トレンド調査の六輝人気ランキングを見てみましょう。
- 1位:大安 22.4%
- 2位:覚えていない 20.9%
- 3位:友引 16.9%
- 4位:先勝 12.3%
- 5位:先負 9.8%
- 6位:仏滅 8.6%
- 7位:赤口 7.5%
ゼクシィ結婚トレンド調査2019調べ
覚えてない方と回答した方もいらっしゃいますが、やはり大安に人気が集中していますね。
ただ意外と仏滅や赤口に挙げる方もたくさんいらっしゃいます。気にしないなら費用的には大変オススメです。
六曜(六輝)を重視しましたか?
次のようなアンケートも見てみましょう。六輝をきにしたかどうかです。
- 重視した 15.3%
- やや重視した 36.9%
- どちらともいえない 8.3%
- あまり重視しなかった 21.6%
- 重視しなかった 16.4%
ゼクシィ結婚トレンド調査2019調べ
「重視した」と「やや重視した」を合わせると51%とほぼ過半数になります。多くの方が六輝を意識していることが分かりますね。
大安よりオススメの「お日取り」
実は大安と同じかそれ以上に挙式日として縁起がいいとされる日があります。
- 天赦日(てんしゃび)
- 一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
- 母倉日(ぼそうにち)
これらの日はあまり知られていないため割増料金になることはあまりありません。ある意味狙い目的な日取りです。
以下に意味を解説しますね。
縁起がいいとされる吉日 | ||
名称 | 意味 | |
---|---|---|
天赦日 | 「てんしゃび」もしくは「てんしゃにち」と読みます。 日本の暦の上で最上大吉日。 年に5~6回しかない貴重な日で最強・最適!暦の中でも大吉日であることから、仏滅と被っても、天開運の効果はあるとされていますよ。 |
|
一粒万倍日 | 「いちりゅうまんばいび」もしくは「いちりゅうまんばいにち」と読みます。 一粒万倍日は一粒のモミから万倍もの稲穂が実るといわれる吉日。新しいことを始めるのに最適な吉日です。もちろん結婚式のお日取りとして大変いい日です。ただ仏滅とかぶるとその効果が半減されるなんて説も。 |
|
母倉日 | 「ぼそうにち」と呼びます。 母が子を育てるように天が人間を慈しむ日という意味。何事にも吉で、特に婚姻は大吉とされています。 |
複数の吉日が重なるとさらに縁起が良いとされています。
日本で最大の吉日が「天赦日」です。年に数回しかないものすごく貴重な日です。
縁起が悪いとされる日
最後に仏滅以上に縁起が悪いとされる凶日があるので、こちらも知っておきましょう。
不成就日
不成就日(ふじょうじゅび)と読みます。
何事も成就しない日とされ、結婚・開店・子供の命名・移転・契約・芸事始めなど、事を起こすことが凶とされる。
wikipediaより
天赦日や一粒万倍日、母倉日、大安の効果を消してしまうと言われている凶日です。縁起を気にする方は気をつけましょう。
なんでこんな日があるんだ(汗)
黒日(受死日)
黒日。または受死日(じゅしにち)と読みます。
じゅしにち、じゅしび。
この日は最悪の大凶日とされ、この日には他の暦注は一切見る必要がないという。この日に病を患えば必ず死ぬとまで言われる。wikipediaより
黒日は葬式に行くのは大丈夫ですが、それ以外は何をするのも悪い日と言われています。にしても書いてあることが恐ろしすぎる(汗)
寅の日
寅の日(とらのひ)と読みます。
虎は「千里を行って千里を帰る」と言われており、「旅立ち」や「お金」に関しては吉日とされています。
ただ「入籍」や「結婚」に関しては「千里を帰る」が「もとの家(実家)に戻る」という意味合いになるため、離婚を連想させるとして凶日とされています。
上記以外にも様々な「吉日」や「凶日」がありますが、結婚式のお日取りに関しては以上の項目を抑えておけば大丈夫。
縁起のいい日と悪い日が重なったら?
暦上縁起のいい日と悪い日が重なることはよくあることです。例えば大安と不成就日が重なったり。
こういった場合の解釈はどうしたらいいのでしょうか?
これ実は正解はないんです。人よって解釈は様々。私も色々な書籍を読みましたが正直皆言ってることが違います(汗)
- 縁起が悪い日が一つでもあったら避けたほうが良いと考える人。
- 天赦日や母倉日のほうが強いから仏滅や不成就日は気にしないほうが良いと考える人。
最終的にはどちらの考えを信じるかということになります。
そもそも「六曜」といった概念そのものが「迷信」と捉える向きもありますし、科学的に証明が難しい事柄です。
とは言ってもやはり気になるのが「縁起」というもの。少しでも気になるならやはり吉日と重なっていても「縁起の悪い日」は避けるのをオススメいたします。
当サイトで紹介しているオススメのお日取りも縁起の悪い日は省いてあります。
まずはここまでのまとめ
- 人気月は費用が高く予約が取りにくいが、気候が快適。
- 不人気月は費用が安く予約も取りやすいが、暑い、寒い。
- 土曜日が一番人気。もちろん費用も高めに設定されている
- 一粒万倍日、天赦日、大安、母倉日は重なれば重なるほど縁起がいい
- 友引、先勝、先負でも時間帯によっては吉となり縁起がいい
- 不成就日や黒日は縁起が良い日の効果を消してしまうと言われているので気にする方は注意
2020(令和2年)縁起カレンダーと月ごとの特徴を解説
それでは2020年に縁起の良いお日取りをカレンダー形式で全部見ていきましょう。
基本的には、
- 「大安」
- 「友引」
- 「一粒万倍日」
- 「天赦日」
- 「母倉日」
のどれかが入っている日がオススメの挙式日になります。これらが重なっていたら尚吉日です。
ただ縁起が良い日が「不成就日」や「黒日」といった凶日と重なっている日もあります。これらの凶日は吉日の効果を消してしまうと言われているので要注意です(諸説はあります)。
「仏滅」も縁起が悪いとされていますが、母倉日や天赦日は仏滅を打ち消すとも言われています。
こういったことを考慮してカレンダー及びランキングを作成しています。
結婚式のお日取りとして縁起的にオススメの日には「ハートマーク」を記しておいたので参考にしてください。
ただ縁起がいい日は式場によっては「割増料金」が設定されていることが多いので注意してください。
費用のお得度を一番重視するなら縁起のいい日をあえて外すのも選択肢の一つです。
2020年1月の解説
1月の特徴
人気ランキング:11位
1月に挙式した人の割合:4.8%
予約の取りやすさ:★★★★★(非常に取りやすい)
費用のお得感:★★★★★(非常にお得)
(5点満点)
2020年1月の縁起カレンダー
結婚式のお日取りとして特にオススメの日には♥を記載しています。
2020年1月の縁起が良い日ランキング
- 1位:1月22日(水):先負、天赦日、一粒万倍日
- 3位:1月18日(火):大安
- 2位:1月6日(日):大安
1月22日は平日ですが天赦日と一粒万倍日が重なった大変縁起のいい日です。
結婚式的には1月18日が土曜日の大安とまさに絶好の日。人気が集中するでしょう。
1月のデータ
令和2年ですね。
年の始まりということで、皆さんゆっくりしたいのか、例年結婚式を挙げるカップルが少ない月です。式場としても完全にオフシーズン。
2019年の調査では全体の4.8%のカップルが1月に挙げています。
不人気の理由は「寒さ」と「忙しさ」です。
1月は屋外だとかなり寒い季節です。地域によっては雪で交通機関が止まったりするので、注意が必要です。
またゲスト視点で見ても、1月はお年玉や新年会、旅行などで懐が寂しい時期でもあります。スケジュールに関しても帰省などもあり年明けはやはり皆さんバタバタしています。
そういった理由から1月は挙式月として最も人気がない月となっています
ただこの時期に挙げるメリットもあります。
それはやはり「お得なプラン」が豊富ということ。
式場側としても空き日はできるだけ作りたくないので、こういった結婚式のオフシーズンにはオトクなプランを用意していたり、値引き幅も大きいです。予約が取りやすいのもポイントですね。
また、1月は降水量も年間の中では少ない方なので、雨が気になる方には打ってつけの季節です。
1月ということで「和装」が最もはえるシーズンでもあります。
1月挙式が希望ならば、上旬は避けて、中旬から下旬に設定すればゲストの都合もつきやすく、費用も抑えられてオススメです。
2020年2月の解説
2月のデータ
人気ランキング:8位
2月に挙式した人の割合:7.9%
予約の取りやすさ:★★★★(かなり取りやすい)
費用のお得感:★★★★(かなりお得)
(5点満点)
2020年2月の縁起カレンダー
結婚式のお日取りとして特にオススメの日には♥を記載しています。
2020年2月の縁起が良い日ランキング
- 1位:2月5日(水):天赦日
- 2位:2月27日(木):大安 、母倉日
- 3位:2月16日(日):大安、一粒万倍日
2月23日は改元後初めての天皇誕生日となる予定です。ただ、この日は日曜日のため翌日21日月曜日が振替休日となり土曜日を含めれば3連休となります。大安や友引といった吉日も並んでいるので、オフシーズンではあるものの日取りの予約は早めにしたほうがいいでしょう。
結婚式的には2月22日(土)に人気が集中しそうです。土曜日の大安。さらに三連休の初日といい条件が揃っているからです。
2月の特徴
2月も結婚式場的には「オフシーズン」にあたります。それだけに、オトクなプランが用意されていたり、予約も取りやすいです。
2月はバレンタイデーの季節なので、可愛らしい演出が似合う季節ですね。
「バレンタインウェディング」といって、飾り付けをバレンタイン風にしてみたり、ゲスト皆にチョコレートを配ったりみたいな演出をされる方も多いんですよ^^
2月は1月同様に降水量が少ないので、雨が気になる方には嬉しいポイントです。
2月の挙式はやはり寒さがネックです。年間通して最も冷える時期ですからね。ガーデンやオープンな場所での演出は短時間にするなどの工夫は必要です。
ただ今は会場によっては屋外にストーブやヒーターが設置されているところもあります。そういった会場を選ぶとゲストに喜ばれると思います^^
ただ、雪の影響だけは気をつけて。地域によっては雪で交通機関が止まることもあるので、遠方のゲストの方はダイヤの乱れで予定通りにこれないことも。
寒さの問題さえ解決できれば2月は
- 予約が取りやすい
- 費用的にもお得
- 1月と比較してゲストの都合がつきやすい
時期なので、結構穴場月なのではと思います。
2020年3月の解説
3月のデータ
人気ランキング:4位
3月に挙式した人の割合:9.5%
予約の取りやすさ:★★★(普通)
費用のお得感:★★★(普通)
2020年3月の縁起カレンダー
結婚式のお日取りとして特にオススメの日には♥を記載しています。
2020年3月の縁起が良い日ランキング
- 1位:3月22日(日):大安、母倉日
- 2位:3月10日(火):大安、母倉日
- 3位:3月 7日(日):友引、一粒万倍日
3月は会社によっては決算の日でもあるので、上旬のほうが人気があります。
その中で3月7日は大安、土曜日、一粒万倍日と縁起のいい日が重なっているため挙式日としては最高ですね。
3月22日も日曜日、母倉日、大安といい条件が揃っています。
3月の特徴
3月といえば年度末!色々な変化の年でもあります。転勤や引っ越し。様々なイベントが重なる月ですね。この時期の挙式は「節目」な感じがしてより心機一転になりそうですね^^
挙式数はそこまで多くはありません。費用的にも普通です。
3月は気候的にはまだまだ肌寒いですが、比較的過ごしやすい陽気です。ただ3月は花粉のピークでもあります。花粉症の方は鼻水が止まらなかったり、目が真っ赤になることも。花粉症がひどい新郎新婦の方は何か対策をとりましょう。
「上旬と下旬どちらがオススメ?」と聞かれたら、個人的には3月の上旬をオススメします。
3月は決算の会社も多いので、下旬にもなると忙しさがピークになる人も。会社勤めの人はバタバタして、都合がつかないなんてことも。
また3月の春分の日前後はお彼岸でもあります。お墓参りや法事で参加できない方もいらっしゃいます。
そうなんです。3月は年度末ということもあり皆さんやっぱり忙しい。なので挙式日に関してはゲストへの配慮が必要となってきます。
どちらか選べるのだとしたら、上旬を選ぶのが無難かと思います。
2020年4月の解説
4月のデータ
人気ランキング:10位
4月に挙式した人の割合:6.7%
予約の取りやすさ:★★★★(取りやすい)
費用のお得感:★★★★(比較的お得)
2020年4月の縁起カレンダー
結婚式のお日取りとして特にオススメの日には♥を記載しています。
2020年4月の縁起が良い日ランキング
- 1位:4月 5日(日):先負、天赦日
- 2位:4月30日(木):大安、一粒万倍日
- 3位:4月27日(月):友引、一粒万倍日
4月5日は先負ですが年に数回しかない最高の吉日である天赦日でもあります。日曜日ということもあり挙式にオススメの日ですね。
4月4日も土曜日かつ友引ということで挙式にオススメですが、4月の上旬は年度初めということもありゲストの都合が付きにくい場合があるので注意を。
4月22日は日曜日の大安とこちらも人気が出そうです。
4月の特徴
4月は入園や入学式のシーズンですね。2020年4月は平成最後の月でもあります。
4月は気候的にも穏やかで、シーズン的には「人気月」となります。5月よりは費用は抑えられますが、いい日はすぐに埋まってしまいます。4月が希望なら早めに予約を取りましょう。
4月といえば何といっても桜の季節ですね。開花時期と挙式日が重なったら嬉しいですよね。桜を背景にしたブライダルフォトは大変人気があります。
4月は気温もちょうどよく、屋外の挙式にもいいシーズンです。ガーデンやテラスがあれば最大限に活用できますね^^
4月は新年度ということで皆さん新しいステージに進む季節でもありますね。新しい会社に入ったり、人事異動があったり、人によっては慣れない環境で余裕がない時期とも言えます。
ゲストを呼ぶときはそういった状況も加味しましょう。
また4月はGWに突入する月でもあります。GWの挙式は人気がありますが、ゲストによっては「旅行」や「里帰り」で中々都合がつかないケースも。GWの時期は挙式料も割高なので、よく考えてから予約しましょう。
2020年5月の解説
5月のデータ
人気ランキング:5位
5月に挙式した人の割合:8.5%
予約の取りやすさ:★(非常に取りづらい)
費用のお得感:★(非常に割高)
2020年5月の縁起カレンダー
結婚式のお日取りとして特にオススメの日には♥を記載しています。
2020年5月の縁起が良い日ランキング
- 1位:5月24日(日) :大安、一粒万倍日、母倉日
- 2位:5月 6日(水):大安
- 3位:5月30日(土):大安
5月24日は日曜日、大安、一粒万倍日、母倉日と挙式には最高の日ですね。
5月30日も土曜日の大安ということで予約が集中しそうです。
なんといっても穏やかな気候もあって挙式月として大変人気があります。5月の挙式を希望しているのなら尚更早く動く必要があります。
5月の特徴
5月は結婚式のハイシーズンの一つ。気候が穏やかなこともあり、かなりの人気月となっております。予約も取りづらく費用も高めです。
5月はなんといってもゴールデンウィークがあります。ゴールデンウィークは皆さん旅行など予定が詰まっているので、挙式がしたいなら、連休の中日は避けるなどの配慮も必要です。
5月の挙式が希望なら、早めに動いて、早めに日付を押さえるのが絶対です。5月の大安は、真っ先に埋まる日付の一つです。
2020年6月の解説
6月のデータ
人気ランキング:7位
6月に挙式した人の割合:8.2%
予約の取りやすさ:★★★(普通)
費用のお得感:★★★(普通)
2020年6月の縁起カレンダー
結婚式のお日取りとして特にオススメの日には♥を記載しています。
2020年6月の縁起が良い日ランキング
- 1位:6月20日(土):友引、天赦日、一粒万倍日
- 2位:6月 5日(月):大安、一粒万倍日、母倉日
- 3位:6月17日(水):大安、母倉日
6月の特徴
6月はジューンブライドですね。ジューンブライドを直訳すると「6月の花嫁」です。
これは「6月に結婚すると幸せになれる」というヨーロッパの言い伝えからきています。
日本でも6月は人気がありそうな感じがしますが、挙式月としては至って普通の人気具合です。なので意外と予約が取り安く、費用も5月と比べるとお得になっています。
というのも、6月は梅雨のシーズン。雨が多いというイメージからこの月を避ける人が多いんです。
ただ、年間を通して最も雨が多い季節は実は9月なんです。2番めに雨が多いのが10月。6月は降水量としては3番目なんです。
まあ、それでも雨が多いことに違いはありませんから、この月に挙式を希望しているなら、雨が降っても大丈夫な「全天候型」の会場を選ぶのが無難かなと思います。
気候的には過ごしやすいので、雨さえ降らなければ最高の月なんですけどね。
6月の第3日曜日は父の日がありますね。父の日を絡めた演出なんかを取り入れるのもオススメです。
2020年7月の解説
7月のデータ
人気ランキング:9位
7月に挙式した人の割合:7.8%
予約の取りやすさ:★★★(普通)
費用のお得感:★★★(普通)
2020年7月の縁起カレンダー
2020年7月の縁起が良い日ランキング
- 1位:7月29日(水):友引、一粒万倍日
- 2位:7月15日(木):大安
- 3位:7月9日(水):大安
2020年7月は東京オリンピックが開催される月です(オリンピックは7月24日から)。
また7月23日(木)~26(日)は東京オリンピック開催にあわせ祝日が移動し4連休になる予定です。挙式日として設定される場合ゲストの都合は考えたほうがいいでしょう。
7月の特徴
7月は結婚式としてはオフシーズンです。希望する日程の予約が取りやすく、お得なプランも豊富に用意されています。得した分は料理のランクアップや新婚旅行に使えちゃいますね。予算を抑えたいカップルには穴場シーズンかもしれません。
また、7月の上旬は家族イベントが少ないのでゲストを招待しやすい時期でもあります。やはりシルバーウィークやゴールデンウィークなどの大型連休は、家族イベントの本番なのでゲストも呼びづらかったりしますから。
7月は夏を取り入れた演出が人気ですね。海が見える会場での結婚式なんかも素敵だと思います。
7月挙式のデメリットはなんといっても「暑さ」。化粧も崩れやすい季節です。冷房がかかった室内での演出を中心に考えるのをオススメしたいです。
2020年8月の解説
8月のデータ
人気ランキング:12位
8月に挙式した人の割合:3.2%
予約の取りやすさ:★★★★★(かなり取りやすい)
費用のお得感:★★★★★(かなりお得)
2020年8月の縁起カレンダー
結婚式のお日取りとして特にオススメの日には♥を記載しています。
2020年8月の縁起が良い日ランキング
- 1位:8月7日(金):大安、一粒万倍日
- 2位:8月23日(日):大安、母倉日
- 3位:8月20日(木):友引、一粒万倍日、母倉日
8月の特徴
夏本番!一年で最も暑い季節です。結婚式としても完全なるオフシーズン。大安であろうと予約が取り安い季節です。もちろんオトクなプラン盛りだくさんで、費用が最も抑えられる季節の一つ。
8月に挙式するなら、暑さ対策は必須です!地域によっては40度を超えるところもありますから(汗)
結婚式は正装で行われることが多いので、新郎新婦・ゲスト共に、炎天下の屋外での演出は、それだけで体力的に負担です。汗と化粧崩れ、日焼けにも気を配りたいところ。
夏は緑も空もきれいなので、屋外で写真撮影や演出をしたいところですが、そういった演出は短時間にして、できれば屋内の演出を中心に考えましょう。
暑さを逆手に取って、ウェルカムドリンクに冷たい飲み物を用意したり、帰りにプチギフトで団扇を一緒に配ったりみたいな演出をされる方もいらっしゃいますよ^^
8月は台風の季節でもあります。台風だけはどうしようもないので、運を天に祈るしかありませんが。
8月はお盆の時期でもありますね。お盆の時期はやはり皆さん予定が入っているので、なるべく挙式は避けたほうが無難です。
9月の解説
2020年9月のデータ
人気ランキング:5位
9月に挙式した人の割合:8.5%
予約の取りやすさ:★★(取りにくい)
費用のお得感:★★(少々割高)
2020年9月の縁起カレンダー
結婚式のお日取りとして特にオススメの日には♥を記載しています。
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2020年9月の縁起が良い日ランキング
- 1位:9月 2日(水):先負、天赦日
- 2位:9月 4日(金):大安、母倉日
- 3位:9月16日(火):大安、母倉日
9月の特徴
9月は挙式月としては人気の月です。8月と比べると予約も取りづらくなっています。費用も少し割高に感じる月かもしれません。
9月と言っても、上旬から中旬にかけてはまだまだ暑さが続きます。8月同様暑さ対策は忘れないようにしましょう。9月も下旬頃になると大分過ごしやすい陽気になってきますね^^
8月同様9月も台風の季節です。台風を心配している方も多いのではないでしょうか。
参考までに過去の台風発生・接近・上陸状況を見てみましょう。
参考:気象庁|台風の発生、接近、上陸、経路c
発生、接近、上陸ともに一番多いのが8月。ついで9月です。とはいっても、8月も9月も上陸したのは1回未満。台風は発生はするものの、上陸自体は稀なんですね。だからそこまで心配する必要はないとも言えます。まあ、こればっかりは「運」なので、なんとも言えません。
また、9月は秋雨前線の影響で実は年間通して最も降水量が多い月でもあります。全天候型の会場にするなど、雨対策は万全にしましょう。
9月はシルバーウィークもあります。この時期は挙式月としてもかなりの繁忙期!一年前から予約で埋まってしまうことも。ただ、ゲストの都合を考えると、連休の中日はなるべく避けたほうがいいかもしれません。
2020年10月の解説
10月のデータ
人気ランキング:2位
10月に挙式した人の割合:10.7%
予約の取りやすさ:★(非常に取りづらい)
費用のお得感:★(非常に割高)
2020年10月の縁起カレンダー
結婚式のお日取りとして特にオススメの日には♥を記載しています。
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2020年10月の縁起が良い日ランキング
- 1位:10月31日(土):大安
- 2位:10月 8日(木):大安
- 3位:10月 19日(月):大安
10月の特徴
10月は挙式月としては超々人気月です。予約激戦区といっても過言ではありません。当然費用もオフシーズンと比べると割高になります。
10月は気候も安定していて、晴れる日が多く、挙式日としては最高の月の一つかもしれませんね。
ゲストの観点から見ても、10月は「暑すぎず、かといって寒すぎず」まさに丁度いい季節。服装やメイクも迷うことなくバッチリ決められます。招待されたゲストの方たちへの負担も少ないです。
気候が安定しているので、ガーデンやテラスなど屋外の演出も取り入れたいですね^^
10月といえばハロウィン!昨今は、日本でも仮装する人が増えて、大変盛り上がっています。世界的に見てもここまでハロウィン好きな国は珍しいのかもしれません^^
結婚式でもハロウィンをモチーフにした飾り付けにしたり、新郎新婦や仲のいい友人に仮装してもらったり、ハロウィンならではの楽しい演出をすると楽しいですね。
2020年11月の解説
11月のデータ
人気ランキング:1位
11月に挙式した人の割合:14.2%
予約の取りやすさ:★(非常に取りづらい)
費用のお得感:★(非常に割高)
2020年11月の縁起カレンダー
結婚式のお日取りとして特にオススメの日には♥を記載しています。
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2020年11月の縁起が良い日ランキング
- 1位:11月 1日(木):赤口、天赦日
- 2位:11月17日(土):赤口、天赦日
- 3位:11月22日(水):大安
11月の特徴
11月も10月同様日本で結婚式の件数が多い月です。挙式数の数で毎年10月と11月が競っている感じです。予約激戦区なのはもちろんのこと、費用も一番高い月の一つと言えるでしょう。
気候としては、暑くもなく、寒くもないので、大変過ごしやすいです。それになんといっても紅葉シーズン♪秋らしい雰囲気の中、素敵な演出が期待できます。
また、11月は「いい夫婦の日(11月22日)」がある縁起がいい月として知られています。この日に婚姻届を出すカップルはとっても多いんです。
11月は祝日も多いのもポイント高し!
ゲスト側の視点で見ても、師走前ということで、スケジュールの都合がつけやすく、招待を受けやすい月といえるでしょう。
とにもかくにも11月に予約をとるならかなり早い段階で動く必要があります。
2020年12月の解説
2020年12月のデータ
人気ランキング:6位
12月に挙式した人の割合:8.3%
予約の取りやすさ:★★★(普通)
費用のお得感:★★★(普通)
2020年12月の縁起カレンダー
結婚式のお日取りとして特にオススメの日には♥を記載しています。
*クリックで拡大します。
2020年12月の縁起が良い日ランキング
- 1位:12月10日(木):大安、一粒万倍日
- 2位:12月 7日(月):友引、母倉日
- 3位:12月15日(火):大安
12月の特徴
12月は挙式月としてはそこまで人気はありません。やはり師走。バタバタしてるということもあって、皆さん避ける傾向にあるようです。
予約も比較的取りやすく、通常より安いお得なプランがあるのが嬉しいですね^^
12月といえばクリスマスですね。この時期は会場に大きなクリスマスツリーが飾ってあったり、クリスマスならではの飾り付けが可愛い季節です。イルミネーションを散りばめたナイトウェディングなんかも素敵ですね。
言うまでもなく、この時期の挙式は「クリスマスにちなんだ演出」が人気です。流す音楽をクリスマスの曲にしたり、席次表やウェルカムボードをクリスマス風にしたり、クリスマスならではの趣向がこらせますね^^
12月に挙式をすると、結婚報告のはがきを、年賀状と一緒に出せるというメリットもあります。通常報告のハガキは、通常挙式後1~3ヶ月以内に出すのがマナーとされていますから。
12月のデメリットはやはり「寒さ」。地域や天候にも左右されますが、12月はやはり寒いです。雪で交通がストップしてしまうところもあります。
また12月は何かとバタバタする時期。特に年末は時間がある方のほうが珍しいのではないでしょうか。
クリスマス(24日、25日)に挙式をするのはとっても素敵だと思います^^ただ、その日に予定がある方も多いでしょう。年末も「旅行」や「里帰り」などで都合がつかない方も多いです。
12月の下旬に挙式日を設定したいなら、そういったことを考慮する必要があります。
個人的には12月の挙式はクリスマスの雰囲気がとっても幻想的なのでとっても好きです。
特に12月上旬はそれなりに予約も取りやすく、費用のお得感もあるのでかなりオススメです。
12月挙式のメリット・デメリットに関してはこちらにもまとめています^^
ちなみに私は12月に挙げました。12月は挙式月としては人気はあまりありませんが、クリスマスの雰囲気も出せるし、費用的にもお得だし個人的に大変オススメです。ただ屋外だとやはり寒さがネック。寒い季節の挙式をお考えの方は防寒対策がしっかりしている設備を選びましょう。
とにもかくにもブライダルフェアに行こう!
結婚式のお日取りの希望日がある程度固まったら、続いてブライダルフェアや式場見学に行きましょう。
式場に行くと料理の試食やドレスの試着体験だけでなく、希望日の見積もりも作ってもらえるので大変参考になりますよ。
オススメの式場探しサイトを紹介
個人的にオススメの式場探しのサイトを1つ紹介させていただきます。
Hanayume(ハナユメ)
ハナユメや「半年以内の結婚式で最大100万円以上お得」になるなど、割引特典が満載のサイトです。
しかもハナユメでは当サイトとのタイアップキャンペーンも開催中なので、エントリーするだけでとってもお得に式場探しができますよ。
その他結婚式場情報サイトのキャンペーンも下記の記事にてまとめていますので、参考にしてくださいませ。
式場探しの時はキャンペーンを利用すると挙式費用節約になるので大きいです。
まとめ
2020年の挙式日におすすめの吉日と月ごとの特徴を見ていきました。
縁起が良い日を選べば費用が高くなるので、あえて「仏滅」のような日を選んで割引プランを利用するのは賢いやり方だと思います。
結婚式は月や日取りによって「何十万単位」と金額が変動するので、何度も見積もりをとってよく比較するようにしましょうね。
にしても挙式日の設定って本当に悩ましいですよね。
- 吉日と厄日
- ゲストの都合
- オフシーズンとハイシーズン
などを考量するとにっちもさっちもいかなくなってしまいます。
やはり記事膣などの人気日は予約が激戦で費用も高めに設定されているのものです。
良い日取りを取るための秘訣は「早めに行動すること」以外にありません。
皆さん挙式予定日の半年前くらいから式場選びを始める方が多いですが、それよりほんの少しでも早めに動けば、良いお日取りをゲットできることが多いですよ。
具体的に言えば挙式希望日の8~10ヶ月程度前には動きはじめるのがオススメです。
少しでも参考になれば嬉しいです。
2021年版のカレンダーはこちらを御覧ください。
式場の下見やブライダルフェアを予約する時はキャンペーンを利用しましょう。下記にまとめています。