「入籍は結婚式の前と後どっちがいいんだろう?」
プロポーズされてから、いざ入籍しようとしても「入籍のタイミングをいつにすればいいのか」わからない方が大半ではと思います。
そこで今回は、入籍のタイミングと挙式前、挙式後にそれぞれ入籍を行うメリット・デメリットを見ていきたいと思います。
この記事を読めばオススメの入籍のタイミングが分かります。
皆の入籍のタイミングは挙式前?挙式後?
まずは皆さんのアンケート結果を見てみましょう。
皆はどのタイミングで入籍をしましたか?
- 入籍してから挙式 86.8%
- 挙式してから入籍 6.7%
- 挙式日当日に入籍 4.3%
- その他 2.2%
ゼクシィ結婚トレンド調査2018調べ
なんと9割近い方が入籍してから結婚式を挙げています。
挙式日より前に入籍カップル 86.8%
9割近い方が挙式日より前に入籍しています。入籍してから結婚式を挙げるということですね。
★挙式日より前に入籍した主な理由
- 新婚旅行に行く前にパスポートの名義変更を済ませておきたかったから
- 書類関係の手続きなど面倒なことは先に済ませたかったから
- いち早く落ち着きたかったから
- マイホーム購入や賃貸契約の時に家族になっておいたほうが都合が良かったから
- 子供ができたから
現実的な面で考えると入籍は早めに済ませてしまったほうが後々楽なのは確かです。
特に女性は名字が変わる方も多いため、名義変更など手続きが複雑で多岐に渡ります。
名義変更などの各種手続きといった面倒なことは先に終わらせてしまえば、後は挙式の準備に全力を尽くせます。
挙式日よりも後に入籍したカップル 6.7%
★6.7%の方が結婚式を挙げた後に入籍しています。
- 両親の意向を尊重したため
- 結婚式を挙げてから入籍という順序にこだわりたかったため
結婚式の後に入籍するカップルの一番多い理由は「親の意向」ですね。
一昔前では結婚式が終わってから入籍をするのが順序という考え方一般的でした。そういった価値観を持っている親御さんに子供たちが合わせたということですね。
挙式日当日に入籍したカップル 4.3%
★4.3%の方が挙式日当日に入籍しています。
- 挙式日と入籍日を一緒にしたかったから
- 結婚式の後に入籍するとより特別感が増すから
挙式日当日に入籍するのはとてもロマンチックですね。
ちなみに「婚姻届」は夜間窓口があるので365日24時間受け付けているので、事前に書類さえ要しておけば、挙式の後に婚姻届を出すことは何の問題もなく可能です。
ただ、挙式日当日に入籍したかったら書類の不備がないように事前にしっかりと確認しておく必要があります。もしミスがあったらその日に受理されないこともあります。
心配な方は事前に役所に行って書類のチェックを済ませておきましょう。
入籍してから結婚式を挙げるメリット・デメリット
アンケートを見る限り、入籍してから結婚式を挙げるカップルがほとんど(8割以上)という結果でした。
そこでここでは、入籍してから結婚式を挙げるメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。
入籍してから挙式するメリット
まずはメリットからです。
会社によっては手当がでたり、パートナーを扶養に入れることができる
会社によっては結婚すると「住宅手当」などがでるところもあります。
また結婚を機に退職を予定している方は、入籍後パートナーの「扶養」に入ることで、税金が安くなったり、各種保険が安くなったりします。
改姓手続きなどが終わっているので結婚式の準備がスムーズに
入籍後は改姓や引っ越しの手続きでバタバタするもの。
先に入籍しておけばこういった「名義変更」や「住所変更」といった面倒な手続きを結婚式より前に終わらせることができます。つまり結婚式の準備に集中することができます。
また、入籍後は一緒に済むカップルが多いと思いますが、一緒に済んでいれば、結婚式のことをすぐその場でパートナーに相談できるので、準備がスムーズに進みます。
新婚旅行のパスポートが新しい苗字・住所で作れるというメリットもありますよ。
入籍してから挙式するデメリット
入籍後の挙式のデメリットはそこまで多くありません。
親に反対される場合がある
正直結婚式の順序に明確な決まりはありません。
しかし、一昔前までは「結婚式を終えてからの入籍」という流れが一般的でした。
そのため両親世代の中には「結婚式の後に入籍してほしい」と考える方もいらっしゃいます。
入籍後の結婚式となると親の意向に背く可能性があります。事前に相談しておくほうが無難です。
結婚式を挙げてから入籍するメリット・デメリット
続いて結婚式を挙げてから入籍するメリットとデメリットを見ていきましょう。
結婚式を挙げてから入籍するメリット
まずはメリットからです。
親の意向を尊重できる
上に書いたように「結婚式の後に入籍」という流れを希望するご両親はまだまだ多いです。
結婚式の後に入籍すれば、そういった考え方を持っている両親の意向に沿うことができます。
挙式の後に「入籍」という楽しみをとっておける
通常結婚式が終わると寂しい気持ちになるものですが、「入籍」というイベントを置いておくことで、その後も楽しさを持続させることができます。
結婚式と同時に「婚姻届」を出すことができる
結婚式と入籍が同日だったらとってもロマンチックですよね。
婚姻届は365日24時間受け付けている夜間窓口があるので、結婚式の後、夜遅くなっても提出することが可能です。
結婚式と入籍が同時だと記念日も覚えやすくなりますし、より特別な日になります。
結婚式より後に入籍すデメリット
各種手続きが後回しになる
入籍後は引っ越しや改姓手続きなどやることがたくさん。
結婚式という大きな楽しみの後に、面倒な手続きが待っているのを憂鬱に感じる方は少なくないはず。
各種手当てや扶養に入る手続きのタイミングが遅れる
これも上で書いたように、会社からの住宅手当などは「入籍」しないと出ないところが多いです。
また結婚を機に退職する場合「扶養」に入ったほうが、控除の関係で税金が安くなりますし、各種保険の支払いが免除されるというメリットがあります。
入籍が伸びるとこれらの恩恵を受ける時期も先延ばしになります。
明確な決まりはない
入籍のタイミングに関して色々見てきましたが、特にこだわりがないなら「入籍してから結婚式」のほうが色々物事がスムーズに進みます。
やはり面倒な手続きは先に終わらしておくに越したことはありません。
とはいえ、これらの順序に明確な決まりやルールはありません。ご自身の好きなタイミングで入籍するのが一番とも思います。
入籍を機に引っ越しを考えている方は以下の記事もご覧くださいませ。