「ホテルウエディングってどうなの?費用やデメリットが知りたい」
ホテルでの結婚式は多くのカップルから大変人気があります。
宿泊施設も併設していることから、遠方のゲストからも喜ばれますよね。
この記事ではホテルウエディングの費用相場やメリット・デメリットなどを徹底的に解説していきます。
少しでも参考になれば嬉しいです。
ホテルウエディングって何?
費用:若干高め
貸し切り度:低い(一日に複数組の挙式があるため)
ホテルウエディングとは文字通りホテルで結婚式を挙げるスタイルのことです。
挙式&披露宴会場の定番といえば「ホテルウエディング」でしょうか。昔は結婚式といえば「ホテル」という方がとても多かったですね^^
時代とともに結婚式専門の式場やゲストハウスなどの選択肢が増えて昔よりは利用者が減りましたが、ホテルは今でも大変人気のある挙式場所です。
ホテルウエディングの費用相場
各会場タイプごとの挙式、披露宴・披露パーティ総額の平均
平均 | |
---|---|
一般の結婚式場 | 389.3万円 |
ホテル | 372.0万円 |
レストラン | 338.5万円 |
ハウスウエディング | 425.7万円 |
参考:ゼクシィ結婚トレンド調査2017(首都圏)
ゲストハウスが一番高く、専門式場、ついでホテルとなっています。専門式場とホテルは毎年費用面で競い合っています(笑)
ホテルで結婚式を挙げたカップルの割合
参考:ゼクシィ結婚トレンド調査2017(首都圏)
約26%のカップルがホテルで結婚式を挙げています。今は独立型のチャペルを持つホテルもたくさんあります。
ホエルで披露宴・披露パーティーを実施したカップルの割合
参考:ゼクシィ結婚トレンド調査2017(首都圏)
約26%のカップルがホテルで披露宴・披露パーティーを実施しています。
ホテルウエディングの魅力・メリット
ホテルウエディングにはホテルならではのメリットがたくさんあります!一つ一つ見ていきましょう。
1.交通・アクセスの利便性が高い
ホテルウエディングでまず思いつくのがその利便性でしょう。
立地的に駅から近かったり、大型の駐車場を完備していたり、アクセス的にゲストの負担になりにくいです。
2.設備が充実している
様々な「施設」が充実しているのもホテルの魅力の一つでしょう。
多くのホテルは「教会式・神前式・人前式」を自由に選べます。披露宴会場も大小揃っていますし、広いパウダールームに待合室。さらにホテルによっては衣装や装花のお店、美容院が同じ敷地内にあったりするので、打ち合わせが一箇所で済むのもいいですね。
チャペルもホテルによって趣が様々!高層階を活かした眺望が楽しめるものになっていたり、敷地外に「独立型のチャペル」を持っているホテルも多くあります。神前式の場合は提携先の神社か、ホテル内の「神殿」で行います。
ゲスト目線で見ても、ホテルにはカフェやレストラン、クロークサービス、トイレなどが充実しているので、早く着きすぎたゲストが時間を潰す場所にも困りません。また最近のホテルはバリアフリーが徹底されているので、年配者や身体の不自由な方でも問題ないケースがほとんど。
ホテルは結婚式に限らず様々なお客様が利用するのでマタニティへのサービスも充実しています。
3.格式と知名度が高く安心感がある
全てのホテルとは言いませんが、やはり歴史あるホテルは格式と知名度があります。格式や伝統を大事にされる方はホテルウエディングはまさに打ってつけ。誰もが知っている有名ホテルでの挙式となると年配の方からの支持も高いでしょう。
美しい日本庭園があるホテルもあり風情を楽しめますね。
4.質の高いサービス・ホスピタリティ
結婚式だけでなく日頃から宿泊客を迎えているホテルの従業員はやはりホスピタリティ(おもてなし)の面では圧倒的に優れています。
挙式日当日のゲストの対応やエスコートなどを安心してお任せできます。ホテルで結婚式を挙げられた方の口コミにも「ホテルのスタッフの対応を褒める書き込み」が多く見られますよ。
料理に関してもホテルのシェフが作るので味は保証されたようなもの。和洋中と幅広いレパートリーを持つところがほとんどなので、ゲストの好みに合わせて柔軟に対応できます。アレルギー対応なんて当たり前です。
ただセンターキッチンで全ての料理が作られるケースが多いため、会場に持ってくる頃には料理が冷めてる……なんてケースもあるので気になる方は事前に確認しましょう。
5.宿泊施設がある
ホテルは宿泊施設があるので遠方のゲストの方も安心ですよね。
また結婚式の後にも、宿泊したり食事をしたりと気軽に立ち寄れるのも大きなポイント。毎年の結婚記念日などに挙式したホテルでお祝いをする夫婦も多いんですよ^^
契約特典としてゲスト用の宿泊費を3部屋程度無料サービスしてくれるホテルもあります。無料じゃないにしても10~20%の割引料金で宿泊できるところがほとんどですよ。
新郎新婦にしても空き時間に部屋で休むこともできますし、更衣室の代わりに部屋で着替えるなんてこともできちゃいます。
6.スイートルームに泊まれることも
ホテルウエディングの多くには新郎新婦用に当日、または前日に宿泊特典がついています。
大抵はスタンダードの一つ上の「デラックスルーム」であることが多いですが、交渉次第ではスイートルームにランクアップできることも!
交渉のコツは「契約前」が鉄則。「スイートルームにしてくれたら契約を考えます」みたいに交渉してみましょう。
ホテルウエディングのデメリット
続いてホテルウェディングのデメリットです。
1.自由度が少ないケースがある
これはホテルにもよりますが、格式や伝統を重視する傾向にあるので、自由度が少ない場合があります。例えば、披露宴のときは新郎新婦とゲストは席に座ったまま動けないことが多かったり、ドレスの持ち込み料が高かったり。
オリジナリティにこだわりたい方はホテル挙式は向いてないかもしれません。
2.貸し切り感がない
ホテルには一般の宿泊客もいるので、貸し切り感やプライベート感がありません。また一日に何組も結婚式が行われたりするので、若干慌ただしいと感じるカップルも少なくありません。他の組と鉢合わせてしまったり、通常の宴会客と重なってしまいムードが台無しに……なんてケースも。
3.導線が悪いホテルも
結婚式専門に作られているわけではないので、導線が悪い場合があります。教会から披露宴会場に行くのにエレベーターに乗って、駐車場を突っ切って……みたいに中での移動が多いことも。見学時によく確認しておきましょう。
ホテルウエディングはどんな人におすすめ?
- ゲストに仕事関係の方を多く招待する方
- 宿泊施設があるので遠方から参加するゲストが多い方
- 披露宴会場が広いため「大人数の挙式」を予定されている方
- 自由度よりも格式や伝統を重視する方
に特にオススメです。
ホテルウェディングはある意味「正統派の結婚式」と言えるのかもしれません。設備が充実しているのでゲストにも大変喜ばれます。
一方貸し切り感や自由度は少ないので、プライベート感やオリジナリティを重視する方には向かないかもしれません。
ホテルウエディングの節約ポイント
ホテルで結婚式を挙げる前に「ホテル会員」になっておくと、様々な特典がもらえます。
全てのホテルで会員制度があるわけではありませんが、有名所のホテルでは結構な確率で「会員制度」があるのでチェックしておきましょう。
例えば「ホテルニューオータニ」には結婚披露宴を挙げられた方限定のメンバーズクラブがあります。
会員になると「宿泊優待」や「レストラン優待」など様々な特典を利用することができます。結婚式が終わった後でも利用できるので毎年の結婚記念日に利用することもできますね^^
ホテルウエディングをお考えの方は「ホテル会員」になっておくのは忘れないようにしましょう。
まとめ
いかかがでしたか。
ホテルウエディングのメリット・デメリットを紹介してきました。
日本には全国に沢山のホテルがありますね。やはりその質もピンきりなので、ブライダルフェアや会場の下見をしっかりして後悔のない会場選びをしてくださいね。
素敵な会場が見つかりますように……。