結婚式の準備って楽しい半面、やることが多くて大変なもの。ブライダルフェアに行ったり、引き出物や招待客を決めたりやることが山盛りです。時には休日を削って準備する必要も。
そんな結婚式の準備で女性からよくきく話が「彼が結婚式の準備を手伝ってくれない」というもの。
プロポーズされ、結婚式を挙げることを二人で決めたのにもかかわらず、彼氏が結婚の準備にいまいち積極的じゃない。むしろ面倒くさそうにすら感じる。
「なんで手伝ってくれないの。二人で結婚式挙げるってきめたじゃないの。こんなんじゃ結婚後の生活も不安になる!」
このような話は幾度となく耳にします。
今回は結婚式の準備に乗り気じゃない男性の心理とその対処法を記事にしたいと思います。
彼が結婚式の準備に乗り気でない5つの理由
当たり前ですが、男性には男性なりの「結婚式の準備に乗り気でない理由」があります。
理由1:自分を主役と考えてない
男性は「結婚式は女性のもの」と考えがちです。女性が主役なのだから男性が余り口をだすのは野暮だと思っています。そのため自分は裏方にまわって、サポートすればいいかなくらいに考えている男性はかなり多いです。
理由2:結婚式自体を面倒だと思っている
単純に結婚式自体を面倒くさいと考える男性も多いです。結婚式のあこがれは一般的には女性のほうが強いもの。男性はそこまで結婚式に憧れを抱いていないので、「なんでお金と時間をかけてこんなに面倒なことをしなくてはいけないんだろう」みたいな疑問が湧いてきたりします。
理由3:本音では結婚式を挙げたくないと思っている。
彼女の前では「結婚式楽しみだねー」みたいなことを言っていても、本音では結婚式を挙げたくないと思っている男性もいます。挙げたくない理由は「お金がもったいないから」「恥ずかしいから」などが代表的ですね。
理由4:結婚式自体に価値を感じていない
そもそも「結婚式自体」に価値を感じていない男性もいます。結婚式といえばまだまだバブリーなイメージが一般的です。この不景気な時代に大金をかけてまで派手な式をあげることに疑問を感じたり、そのお金を新生活の資金にあてたほうがいいと思っていたりします。
理由5:手伝う気はあるのだが忙しくて時間がない
準備を手伝いたい気持ちはありますが、仕事が忙しくて時間的にも体力的にも厳しいという男性も当然います。
以上が代表的な理由でしょうか。もちろんこれがすべての男性にあてはまるわけではありません。男性のほうが結婚式に乗り気で、女性のほうが乗り気でないケースもあります。
ただ一般的な傾向として男性は上記のように考える人が多いということです。
男性と女性は結婚式に対するモチベーションが全く違う
男性の多くは結婚式にそこまでの憧れがないので、どうしてもそこまで積極的になれないというのが本音といったところです。
逆の立場で考えるとよくわかります。
例えばあなたが全く興味のない野球の試合に誘われたとします。
全く興味がないのにも関わらずバットとグローブを自腹で用意させられ、そのうえ素振りの練習までさせられたら「なんで私がここまでしなくちゃいけないの?」と疑問に思いませんか? 男性か結婚式に感じる思いはそれに近いものがあります。
結婚式の準備に乗り気でない彼氏を協力的させる方法
「彼氏が結婚式の準備に協力的じゃない」と嘆く前に、まずは彼氏がなぜ結婚式の準備に協力的でないかを相手の立場にたって理解することから始めてみましょう。
あなたの彼がなぜ結婚式の準備に協力的でないかを少しだけ考えてみてください。
彼の言動、行動からそれらは比較的容易に読み取ることができます。
お金がもったいないと思っているのか、ただ単に面倒なだけなのか、結婚式自体に価値を感じていないのか、彼氏を観察して読み取りましょう。理由が複数ある場合もあります。
分からない場合は直接聞いてしまうのも手です。
彼氏と一度しっかりと「結婚式」についての価値観を話し合いましょう。
彼氏の気持ちを理解しつつ、自分の気持ちを伝える
彼氏の気持ちが何となくでもわかったら次は自分の気持ちを伝えましょう。
ただその場合も自分の気持ちを一方的に伝えるのではなく、相手に寄り添うことが大切です。
例えば彼氏が結婚式の準備に乗り気でない理由が「金銭面」の場合は次のように話すと効果的です。
「結婚式ってすごくお金がかかるからもったいないって思うかな。そのお金を新生活の資金にしたほうがいいってのも分かるんだ。これからの生活のことを考えてくれているんだよね。ありがとう。けど私のワガママかもしれないけど、やっぱり両親にウェディングドレス姿を見せてあげたいんだ。だから準備に協力してくれたら嬉しいしすごく助かる」
こういう言い方だと男性の心にもすっと入っていきます。
彼氏の気持ちを理解して、共感してあげることが大切なんですね。
これは「なんで協力してくれないの!」と相手を責めるよりは何倍も建設的な方法です。
「やってもらって当然」という態度が彼を一番ガッカリさせる
意外とやってしまいがちなのが、「結婚式の準備をやってもらって当然」という態度でです。こういう態度が一番彼をガッカリさせます。
もちろん女性の気持ちも分かります。だって結婚式の準備は二人でするものですからね。やって当然だという気持ちも分かります。むしろやって当然だと思います(笑)
けれど「やってもらって当然」という態度では男性は動きません。むしろガッカリしてエネルギーがどんどん低下していきます。
男性などんなことであれ女性から褒められたり、感謝されたり、頼りにされることでエネルギーがわいてくる生き物です。
「そんなのやって当たり前!」と思いがちな時でも、少しだけ大人になって彼に感謝の気持ちを伝えてみましょう。
それだけで驚くほど彼が協力的になると思います。
ある意味負けて勝ちを得るといった状況でしょうか。けれどそれが結果的にあなたのためになります。
結婚式の準備は二人で協力した方がいい思い出になる
結婚式は2人の自己満足という方もいらっしゃいますが、日ごろお世話になっている方への感謝の気持ちを表す場所でもあります。
だったら尚更一人で準備するのはおかしな話です。
結婚生活はお互いが助けあい協力して築いていくもの。結婚生活の第一歩でもある「結婚準備」に彼が非協力的だったらこれからの生活に不安だって覚えるのは当たり前の話です。
二人で協力すれば大変だった結婚式の準備もいい思い出になります。
しっかりと話し合って2人で楽しんで準備しましょうね^^