結婚式は一生に一回。写真や思い出は一生残ります。ドレスだって結婚式でしか着ることは出来ません。せっかくなら最高にお気に入りのドレスを着たいですよね。
ただ結婚式の衣装の費用ってかなり高額! 衣裳の追加やグレードアップで費用はどんどん上がっていきます。
そこで今回はドレスのレンタル料を節約するポイントを書いていきたいと思います。
本番では何を着ましたか?
まずは挙式をした皆さんの衣裳に関しての様々なデータを見てみましょう。
ウェディングドレスとカラードレスの組み合わせが一番多いという結果になりました。全体の半数以上がこの組み合わせを選んでいます。
ウェディングドレス一着のみの方も全体の2割ほどいらっしゃいます。
衣裳はどうやって手配した?
「レンタル」する方が圧倒的に多いみたいです。全体の8割になっています。やはり一度しか使わないものなので、購入するのはもったいないと考える人が多いのだと思います。
衣裳はどこでレンタル・購入しましたか?
外部の業者に頼らず、利用した会場の提携衣裳店を利用する方がほとんどみたいです。提携業者を利用することで「自分で衣裳店を探す手間が省ける」というのは大きいのでしょう。
新婦のドレス衣装の総額費用はいくらかかりましたか?
こちらはウェディングドレス、カラードレス、色打ち掛けなどを含めた新婦の衣裳の費用の総額です。平均すると44.8万円という結果になりました。かなりの高額ですね。ドレスは女性にとって一番こだわりたい部分でもありますが、上手に節約できたら大きそうですね。
ウェディングドレスのレンタル・購入費用は?
こちらはウェディングドレス単体のみの統計です。もちろん1着のお値段です。平均は24.5万円となっています。カラードレスなどの費用は含まれていません。
ちなみに4位は10万~15万円未満。5位は5万~10万円未満と続きます。
芸能人がデザインしたドレスや、有名ブランドのドレスだとレンタル費用も高くなりますが、そうでないならこの統計の平均より購入・レンタル費用はグッとさがります。すごく高額なドレスを借りるかたもいるので、そういったケースが全体の平均を押し上げているように思います。
有名ブランドでなくても可愛いドレスはたくさんありますし、名前にこだわる必要は全くありません。ちなみに私のノーブランドのドレスをレンタルしましたよ。レンタル料は10万円ほどでした^^
カラードレスのレンタル・購入費用は?
こちらはカラードレス単体のみの統計です。レンタルと購入が合わさった統計になります。平均は22.2万円。決して安い金額ではありません。
ドレスのレンタル・購入費用のまとめ
ここで大体の相場をまとめておきますね。
大体の相場 | |
---|---|
レンタルドレス | 15万~30万円 |
セル(購入)ドレス | 10万~40万円 |
オーダーメイド | 20万~70万円 |
レンタルだからといって購入するより安いとは限りません。ブランドモノのドレスはレンタルするだけでも目玉が飛び出るくらい高かったりします。
セルドレスはアウトレット品や中古品など選択肢が豊富でお値段もピンきりです。メリットは繰り返し着れることです。デメリットは式場によっては「持込料」がかかることと、後の保管が大変なことですね。
オーダーメイドドレスは費用はやや高めですが、世界で一つだけの特別なドレスを着ることができ贅沢な気分を味わえます。
ドレス費用を節約するためのポイントと心得
それではドレス節約のポイントを見ていきましょう。
会場の提携衣裳店に頼むか、外部の衣裳店に頼むか
ドレス費用を節約する上で一番大事なポイントは
- 会場の提携衣裳店でドレスを探すか
- 外部の衣裳店でドレスを探すか
です。
両方のケースで節約のポイントを見ていきましょう。
会場の提携衣裳店でドレスをレンタルする場合のポイント
【会場の提携衣装店を利用するメリット・デメリット】
会場の提携衣裳店で衣裳をレンタルする一番のメリットは「自分で衣裳店を探す手間が省ける」ということです。
外部の衣装会社を探したほうが安くなることは多いですが、探す手間を「いくら」と換算するかで節約のポイントが変わってきますね。
ただでさえ結婚式の準備は色々とすることがあって忙しいもの。少々高くついても衣裳店を探す手間が省けることにメリットを感じるなら、積極的に会場の提携衣裳店を利用するべきだと思います。
反面、会場の提携衣裳店はレンタル料などが「高額」なのがデメリットですね。
節約ポイント1 値引き交渉してみる!
式場提携のドレスショップでレンタル費用を節約する一番の方法はずばり「値引き交渉」です。
あまりにも当たり前の解答にずっこけないでくださいね^^;でも意外と結婚式で値引き交渉することを思いつかない人って多いんです。
中には「結婚式で値引き交渉していいんですか?」なんて驚く人もいるくらいです。(笑)
車を購入する時ってほとんどの方が相見積りをとって値引き交渉しますよね。家だって担当の方に「値引き交渉」しますよね。
けれど結婚式は「縁起物」のため、値引き交渉をすることを遠慮したり恥ずかしがる方が多いんです。
結婚式での値引き交渉はタブーでもなければ、非常識でもありません。
結婚式は高い買い物です。中でもドレスは結婚式の中で「費用が上がりやすい項目ナンバーワン」です。
この部分を節約できたらかなり大きいわけです。遠慮しないで「値引き交渉」しちゃいましょう。
値引き交渉の鉄則は「式場と契約する前に行うこと」です。
式場見学やブライダルフェアに参加した時に「ドレスのラインナップ」と「ドレスのレンタル料の相場」を必ず確認しておきましょう。プランナーさんに「ドレスのカタログも見せてもらますか?」と言えば大抵は見せてくれるはずです。
レンタル費用を確認して自分の予算より高いと思ったら迷わず値引き交渉開始です!
値引きのポイントは他の式場を引き合いに出すことです。
例えば、
- 「ドレスのレンタル料がもう少し安かったら契約を考えてもいいのですが……」
- 「先週見に行った◯◯式場は、ドレスのレンタル料を負けてくれるって言ってて正直そこと迷ってます」
のように言ってみましょう。
「負けてくれたら契約する」という意思をプランナーさんに伝えることが大事です。
あまり大きい声では言えませんが、私の友人はこの方法で5万ほど値引きしてもらったと言っていましたよ。
ただ、相手も人間です。あまりにもしつこすぎる値引きは相手に不快な思いをさせるだけだし、プランナーさんといい関係も築けません。
値引き交渉はあくまでもしつこくせずスマートに終わらせましょう。何度か交渉して値引きが無理そうだったら、無理強いしないようにしましょうね。
節約ポイント2 ブランドにこだわらない
有名デザイナーや芸能人がプロデュースしたドレス。こういったものは個性的で可愛いデザインのドレスも多いですが、値段も目玉が飛び出るくらい高かったりします。
ブランド料が本来のドレスの価値より上乗せされているんですね。
ブランドにこだわらなくても素敵なドレスはたくさんあります^^
大事なのはデザイナーやブランドの名前ではなく、自分が気に入ったデザインのドレスを着ること。ブランドは関係ありませんよね。
ブランドや名前にこだわらなければ、比較的お手軽な値段で借りることが可能です。
節約ポイント3 予算を最初に伝え、予算以上のドレスは試着しない
担当のプランナーさんに予算を先に伝えることも大切!
基本的にウェディングドレスって値札がついていません。なので、ほとんどの花嫁さんは値札も見ずに、担当プランナーさんに言われるまま最新の高いドレスを試着してしまいます。
するとどうでしょう。もしその最新のドレスが素敵すぎた場合、他の安いドレスが選べなくなってしまうんです。
その後、担当のプランナーさんの「結婚式は一生に一度ですから」という決まり文句で、「一生に一度だしいいかー」と財布の紐がついゆるんでしまいます。
節約を考えているならそんな軽率な行動はNG!
最初に予算をしっかりと伝えて、その予算を大きく超えるドレスは最初から試着しないようにするのが一番です。地味な方法ですが意外と効果ありますよ。
式場の提携店でドレスをレンタルする場合は、交渉が全てといっても過言ではありません!
どちらにせよ契約前にドレスのカタログを見せてもらい、レンタル料金の相場をしっかりと確認しておくことが大切です。
外部の衣裳店でドレスをレンタルする場合の節約ポイント
【外部の衣裳店でドレスをレンタルするメリット・デメリット】
続いて外部の衣裳店でドレスをレンタルする場合のポイントを解説します。
- 提携衣裳店にお気に入りのドレスがなかった
- 提携衣裳店のレンタル料が高額だった
- そもそも提携先がなかった
この場合は外部の衣裳店からドレスをレンタルすることを考慮しましょう。
ただ外部の衣裳店の衣裳を会場に持ち込む場合は「持ち込み料」がかかるケースがあります。
持ち込み料は会場によって違いますが、3万~10万程かかることが多いです。
●ドレス(1着あたり)の持込料
平均:41,000円
●花婿衣装(1着あたり)の持込料
平均:23,500円
参考:ゼクシィ
節約ポイント1:持ち込み料を割引してもらう
衣裳を持ち込むか持ち込まないかは契約の段階では分からないことが多いと思いますので、最初から「衣裳や小物類持ち込むのを前提」として契約交渉にあたりましょう。
持ち込むものは衣装だけとは限りません。
- ティアラ
- 真珠のアクセサリー
- 白い靴
- マリアベール
- グローブ
- ブライダルインナー
衣装の持ち込みは難しくても、小物類なら自分で持ち込んだほうが安く上がるケースが大半。小物類にも持ち込み料がかかるのかは事前に確認しておきましょうね。
また、あくまでも値引き交渉は「本契約の前」に行うことがポイントです^^
具体的には契約の前に「衣裳の持ち込み料をサービスしてくれたら契約を考えます」なんて言えば持ち込み料を割引してくれるところは多いです。
節約ポイント2:レンタルだけでなくアウトレット品やネットショップの利用も考えてみる
レンタルだけでなくアウトレット品やネットショップを利用するという手もあります。特に今の時代はネットで良いドレスが格安で手に入りやすくなっています。
検索で「ウェディングドレス 購入」とか「ウェディングドレス オーダー」なんて入れると、良質なお店が沢山出てきますよ。
問題は会場への持ち込み料ですが、外部から衣裳を借りる場合、その衣裳店が持ち込み料を負担してくれるケースもあります。そういった衣裳店を利用するのも一つの手です。
節約ポイント3:いくつかのドレス衣裳店を比較する
外部の衣裳店からドレスを借りる場合は、一社で決めるのではなく、複数の衣裳店に行って比較検討してみましょう。
衣裳店によってレンタル料は大きく異なります。極端な話「同じドレスでも衣装レンタル会社が違えばレンタル料は違います」
節約を意識している方はいくつもレンタル衣裳店を比較してみることをオススメします。
おすすめのレンタル衣装店 Dressy Online
結婚式場の情報サイトを運営している「プラコレウェディング」が運営している「Dressy Online」では高品質のウェディングドレスが超格安でレンタル・購入できてしまいます。知る人ぞ知る穴場的サイト。
なんと1ヶ月9,800円からウェディングドレスがレンタルできてしまいます。しかも試着や返品は無料でOK。
か、価格破壊!?
また、レンタルでなく購入価格も抜群に安いので、レンタル品に好みのドレスがないなら「購入しちゃう」のも一つの手だと思います。
また、横浜にある相談カウンターDressy Roomではドレスの無料試着もできます。お近くにお住まいの方は足を運んでみるのがおすすめです。
↓わかりやすいアプリもあります!
共済を利用でもお得にドレスがレンタルできる
対象地域が限られてしまいますが、共済に加入している方は格安で「ドレス」を借りることが出来ます。
都民共済の場合
例えば都民共済ブライダルプラザの場合、小物など全てセットで18000円からという低価格でドレスをレンタルすることができます。
衣装の種類も2,000点以上から選べますし、品質も悪くありません。さらに小物までついています。
会場へのドレス持ち込み料をプラスしても、共済を利用したほうがお得になるケースが圧倒的に多いのではないでしょうか。
ドレスは直接会場に配送もしていただけますし(送料はかかりますが)、このサービス目当てに加入しても元が取れるレベルです!
都民共済のブライダルのサイトでドレスのカタログを見ることができるので、興味がある方は見てみてください。定期的に新作のドレスも入荷されています。
共済のブライダルプラザを利用できる条件
共済への加入が条件です。掛け金は毎月2000円です。
また、レンタルが終わったら共済を解約しても何の問題もありません^^
県民共済に加入している方でも、経営母体が一緒なので都民共済のブライダルプラザを利用することが出来ます。
ただし、神奈川県民共済だけは他の共済と母体が違うので、加入しても共済のブライダルプラザを利用することはできません。神奈川県の方は注意してください。
レンタル料金は共済によって若干の違いがあります。広島県民共済は他の共済より若干レンタル料金が高めです。ただ持ち込み料を5万円まで衣装店が負担してくれます。
共済でドレスをレンタルするメリット
- 費用が安い!
共済でドレスをレンタルするデメリット
- 共済に加入する必要がある(掛け金は月2000円)
- 利用者が多い分、ドレスは着回されていることが多く状態がよくないケースもある。
後悔しないためにドレス選びのために
ドレスのレンタル料は高いですが、工夫すればいくらでも節約することが出来ます。
ただ節約ばかりに力を入れすぎて、肝心のドレスに妥協しても意味がないですよね。
どうせお金を払うのなら本当に気に入ったドレスを着たほうが後々の後悔も少ないのではという考え方もできます。
このブログに何度も書いていますが、結婚式は一生に一度です。写真や思い出は一生残ります。
後悔のないようにしてくださいね。