「結婚式なんかしたくない!」
そんなことを思ってらっしゃる方は意外と多いのではないかと思います。
「結婚式なんてお金がかかるだけだし、人前でに出るのも恥ずかしいし、準備も面倒くさいし、いいこと一つもないじゃん!」
そのお気持ちも痛いほど分かります。
私達夫婦も挙式を挙げる前は上記のようなことを少なからず思っていたからです。
挙式はしたほうがいいのか?
私たちは大規模な結婚式&披露宴ではなく本当に仲がいい友人と家族だけを呼んだ小さな挙式&披露宴をしました。
少人数挙式とはいえ、挙式をする前は「お金のこと」「準備のこと」「人前に出るという緊張」など色々な不安があったのを覚えています。
皆さんも結婚式に関しては「お金がもったいない」とか「面倒くさい」という気持ちは少なからずあるのではないでしょうか?
けれど、頭で考えるのと実際経験するのとではやっぱり全然違います。
私たちは結婚式を挙げた後、「迷うくらいなら絶対に結婚式はしたほうがいい」と強く思うようになりました。
だって結婚式をしたことで「得たもの」が予想以上に多かったからです。これは経験しないとわからないことだと思います。
「挙式をしない」という決断は簡単です。お金もかからないし、時間も準備の必要もない。恥ずかしい思いをする必要もない。でも、だからこそ立ち止まって考えてみてほしいなと思います。
本当に挙式をせずにこの先後悔しないのか。
私達にとっては結婚式の思い出は宝物の一つです。
本音で語る。私達が挙式をしてよかったと思う6つの理由
私たちは結婚式を挙げて心から良かったと思っています。その理由を本音で書いてみたいと思います。
挙式してよかった理由1:後悔がなくなるから
色々な統計を見ていると、式を挙げたことで後悔している人の数は少ないですが、式を挙げずに後悔している人はかなりいることに気づきます。
そしてその挙式をしなかった後悔の気持ちは、年々大きくなる傾向があるようです。
以下はぐるなびウェディングさんの調査結果から引用させていただきます。
……年齢を重ねていくうちに”結婚式”に触れる機会が増えることで後悔の念も増加傾向にあるようです。
出展:ぐるなびウェディング
次のようなデーターもあります。
結婚式をしていないユーザーに対して「心残りかどうか」を聞きました。その結果、実に7割以上のユーザーが「心残り」と答えていました。
出展:ぐるなびウェディング
心理学的に言うなら、人はやったことよりもやらなかったことを後悔する生き物です。
次の統計も見てみてください。
「しないつもりだったけど結婚式をした人」たちの満足度を調査したところ、「結婚式をして良かった」と回答した方が9割以上いらっしゃいました。
出展:ぐるなびウェディング
「結婚式をやりたくない」と思っている人でも、実際経験してみるとほとんどの方が「やってよかった」と答えたというのは興味深いです。
ちなみに私の夫も「挙式はそこまでやりたくない人」でしたが、今では挙式してよかったと心から思っているようです。
挙式をする前は不安もたくさんありましたが、考えるより生むが易し。実際の挙式体験は想像以上に素敵な体験でした。
私の仲の良い友人に籍を入れただけで挙式をしなかった男がいますが、彼は挙式をしなかったことを後悔していると言っていました。当時はお金がなく、二人で話し合って「ナシ婚」を選択したものの「妻にウェディングドレスを着せてあげたかった」と今でも思うそうです。妻とテレビを見ていて、結婚式のCMが流れるたびに一瞬気まずい空気が流れるとも言っていました。彼は今フォトウェディングを計画しているそうです。
挙式をしてよかった理由2:家族が喜んでくれたから
私の親は私のウェディングドレス姿を見た瞬間泣いて喜んでくれました。それを見た私も号泣。あの瞬間を経験できただけでも、結婚式を挙げてよかったなと思いました。
なんだかんだいって両親は想像以上に喜んでくれます。ある意味で挙式をすることは「自己満足」だけでない「親孝行」としての意味合いもあるのかなと思います。
また親戚が一同に集まる機会なんて人生にそうそうないですよね。遠方にいるおじいちゃん、おばあちゃんに会えたり。
そういった機会を得ることが出来ただけでも結婚式って価値があるものだと思います。
挙式をしてよかった理由3:家族になったという強い実感が湧いたから
私たちは役所に婚姻届を提出した半年後に挙式をしました。
役所に婚姻届を提出したときは、まだ結婚の実感はほとんどわいてなかったように記憶しています。
私達が「結婚して家族になったんだ」と強烈に意識したのは、結婚式の時。正確には結婚式の準備の途中からでした。
二人で挙式準備をしているとき「ああ私はこの人結婚したんだ」という実感が徐々にわきはじめ、結婚式当日にその気持が爆発した感じです(笑)
結婚生活において「結婚したんだ」という実感は別に必要なものではありませんが、結婚式自体が「家族になったという責任とけじめを強く感じられる場所」であることは間違いないと思います。
結婚式を挙げたカップルのほうが離婚率が低いという統計もありますね。
挙式をしてよかった理由4:ドレスを着れたから
私は正直ウェディングドレスにそこまでの憧れはなかったんです。けれど実際着てみたらやっぱりとっても嬉しかったです^^
本当に自分が映画の主役になれたかのような経験でした。
一生に一度の思い出として、ドレスを着れてよかったと思っています。それなりに恥ずかしかったですけどね^^;
夫のタキシード姿も普段と違うキリッとした姿が見れてかっこ良かったです。
挙式してよかった理由5:喧嘩した時や辛い時などに、結婚式の写真や誓いの言葉を思い出すと初心にかえれる
私たちは家に結婚式の写真を飾っています。手作りのウェルカムボードも今だに飾っています(笑)
たまに夫婦で喧嘩した時に結婚式の写真やウェルカムボードを見ると、結婚式で誓い合ったときのことを思い出し、初心にかえることができています。
こちらの記事にも書きましたが、結婚式の写真をいつも見えるところに置いておくだけで、喧嘩が減ったり、仲直りするのも早くなるらしいですよ^^
それに今だに会話の中で「結婚式を挙げてよかった」という話題が出ます。二人で結婚式の時の思い出を話すのも楽しいです。
挙式してよかった理由6:親族挨拶が一度で済む
籍を入れる時は、家族や親戚、友達などにその旨報告しますよね。
ただこれってそれなりに手間がかかります。一人ひとりに連絡して、挨拶して……というを億劫に感じる人もいるのではと思います。
さらに言えば、結婚祝いが届いたら、お返し(内祝い)を考える必要もあります。親族や友達が多ければ多いほどその負担も大きい。
結婚式を挙げればこういった結婚の報告やお返しが一度で済みます。
これはとっても大きなメリットです。
滅多に会わない方や、連絡するのに気が引けるケースでも、結婚式があれば、まとめて報告できてしまいますしね^^
また、当日はゲストから「ご祝儀」をいただくことで、結婚祝いの代わりになります。当日はご祝儀のお礼に引出物をお返しすればOKなので、お返し(内祝い)で悩むこともなくなります
結婚式を挙げることで周囲への報告やお返しが効率的になるんですね。
周りに流される必要はない。結局は自分たちで決めること
こんな記事を書いておいてなんですが、周りに流されて無理に結婚式をする必要なんてこれっぽっちもありません。
挙式する、しないは最終的には夫婦二人で決める問題ですからね。
周りの意見なんて余計なお世話だと思います。
けれど少しでも、ほんの少しでも挙式をしなかったことを後悔する予感がするなら、挙式のことを頭から否定するのではなくて、一度真剣に考える機会をもってほしいと思います。
例えば、彼氏さんと話し合うだけでもいいですし、一度ブライダルフェアに参加してみて式場の空気感を肌で感じてみるのもいいきっかけになると思います。
- なんとなく恥ずかしいから。
- なんとなくお金がかかりそうだから。
- なとなく面倒そうだから。
そんな曖昧な理由で挙式をしないのは、本当にもったいない。
だって死んだ時に「やっぱり結婚式を挙げておけばよかった」と後悔しても遅いですから。
余談ですが、ブライダルフェアは参加するだけで、美味しいスイーツが無料で食べられたり、商品券までもらえてしまう、はっきりいってかなり美味しい体験ができる場所ですよ( ̄ー ̄)
デート感覚で思い切って一度参加してみてはいかがでしょう^^
絶対盛り上がれることを保証いたします♪
お金がないという理由で挙式をしないのが一番後悔の元
昔は結婚式と言ったらそれこそ大層お金がかかるものでした。けれど今は昔と違い結婚式の形も随分変わってきています。
お金がなくても結婚式を挙げる方法はたくさんあります。
いくつか紹介したいと思います。
披露宴を挙げない「挙式のみの結婚式」
私もそうですがセレモニー的行為や人前に出るのが苦手という方は多いと思います。
また友達が少なくて披露宴を開催できないなんて方もいるのではと思います。
そういった方は「披露宴を開催しない挙式のみの結婚式」を考えてみてはいかがでしょう。
「挙式のみ婚」は、見世物感もなく準備期間も少なくすみ費用もあまりかからないといった点から披露宴に価値を見いだせない人にとってメリットしかありません。
海外やリゾート地で二人だけで結婚式を挙げるのも素敵だと思います^^
挙式のみを専門でプロデュースしている会社もありますよ。
例えば「小さな結婚式」はかなり有名ですね。
ここ「小さな結婚式」ではドレスレンタル料込みで6万7千円から結婚式ができちゃうんです(食事代金は別ですが)。
クチコミの評判も上々で、年間1万5千組ものカップルが「小さな結婚式」を利用されているそうですよ。
ご祝儀婚
ご祝儀を使うことで自己資金を限りなく低く抑えることが出来るのがご祝儀婚。
- スマ婚
- 楽婚
- ゼロ婚
- 会費婚
あたりが有名ですね。
ご祝儀を挙式費用にあてがうことで、自己負担が限りなくゼロに近づくという仕組みです。もちろん挙式費用もご祝儀を貰ったあとの支払いが可能なので、貯金があまりなくても結婚式ができてしまいます。
通常の結婚式と違いリーズナブルな理由は式のアイテムのほとんどが「パッケージ」になっているからです。自由度は通常の結婚式より高くはありませんが、お得に結婚式を挙げることができますよ。
オススメは会費婚
個人的にオススメなのがアールキューブという会社が運営している『会費婚』というサービス。
会費婚では従来の結婚式の費用を徹底的に見直すことで、最低5万円の自己資金から質の高い挙式ができる仕組みを提供されています。
またご祝儀ではなく「会費制」を取ることで、ゲストの負担も軽くなります。
- 挙式費用をできるだけ費用を抑えたい
- ゲストの負担をできるだけ抑えたい
- 結婚式は親族だけで挙げたので、友人たちを招待してお披露目会的なパーティーがしたい
なんて方には会費婚は大変オススメです。
会費婚に関してはこちらで徹底的に特集していますので、よければ御覧くださいね^^
会費制ウェディングは主催者にもゲストにも負担をかけない優しい結婚式の形だと思います。
フォトウェディング
フォトウェディングという選択肢もありますね^^
フォトウェディングとは「挙式や披露宴の変わりにドレスやタキシードを来て写真を撮影すること」です。
写真だけの結婚式と言えます。
- 結婚式は恥ずかしいから嫌だ
- 費用を抑えたい
- 結婚式の思い出は写真だけで十分
なんて方には大変オススメです^^
今の時代本当に選択肢は様々。
自分たちだけの結婚式の形があるんですね。
だから、お金がないという理由で諦めるのだけはやめたほうがいいです。その理由が一番後悔の元だからです。
結婚式はただの自己満足か?
「結婚式はしょせん自己満足」
そんなことを言う人がいます。
もちろんそういった面もあるでしょうし、一概に否定できません。
けれど全てが自己満足というのは間違っていると思います。
私の友人は結婚式をした半年後に祖母を亡くしたそうです。その友人が結婚式を挙げたとき祖母は心から喜んでくれたようで、どの写真もくしゃくしゃの笑顔で写っていて、今でも見返す度に温かい気持ちになり勇気をもらえるそうです。
彼女はいいます。
「結婚式なんて自己満足だって思っていたけれど、親やおばあちゃんが喜んでくれるのを見て考えが変わった。おばあちゃんの前で結婚式ができてよかった」
結婚式は人それぞれ色々な思いや形があるもの。
ただの自己満足では片付けられない体験がそこにはあります。
結婚式を挙げることに抵抗がある人でも、実際挙げてみるとその得るものの多さにビックリされると思います。
結婚式は挙げた後悔よりも、挙げなかった後悔のほうが強いもの。
後悔のないように生きていきたいですね^^