わたしたちは家族と本当に中のいい友人だけを呼んだ小さな小さな結婚式と披露宴を挙げました。
親しい家族と友人だけの式は本当に感動して一生忘れられない一日となりました。
ただ、結婚式の準備段階。特に「ご祝儀」の問題に関して少しだけの妻と夫で意見が分かれたんです。

ご祝儀は受け取らないで、自分たちの貯金だけで式をあげよう

ご祝儀はありがたく受け取ろう。そのかわり、ちゃんとご祝儀以上のお返しをしよう
こんな感じで意見が分かれたんです。
ちなみに冒頭で書いたように私達は少人数挙式だったので、ご祝儀を貰わなくても自分たちの費用でまかなえる規模でした。だから意見が分かれたんですね。さすがに60人とか70人規模の結婚式だったらご祝儀を貰わないと挙式自体不可能だったでしょう^^;
ご祝儀はお金の問題なので色々と難しいですよね。この記事では一度ご祝儀に関して徹底的に考えてみたいと思います。
意外と知らない方が多いのでここに記載しておきます!
ゼクシィやハナユメといった結婚式場情報サイトでは毎月お得なキャンペーンを開催しています。
例えば結婚式場へ来館するだけで数万円分のギフト券が貰えたりします。
式場探しの際には利用しないと絶対に損です。デメリットもないのでぜひとも活用しましょう!
下記のページで現在開催中のオススメキャンペーンを全部まとめているので参考にしてくださいませ。
ご祝儀を頂けるのは正直ありがたい
「貯金が全然ない人でも、ご祝儀を見込めば結婚式(披露宴)を挙げることができる」というのはよく聞く話ですね。
結婚式はとても費用がかかります。中には結婚式を挙げた後は貯金がすっからかんになる人も。ごく稀に「借金」をして結婚式を挙げる人たちの話も耳にします(@ @;)
結婚式を挙げる人たちにとってご祝儀は大変ありがたいもの。
本音を言えばご祝儀をあてにしている人も多いのではないでしょうか。
こんな結婚式では感動できない
結婚式業界では「ご祝儀ありきで挙式費用を考える」のはすでに暗黙の了解となっています。
多くの式場予約サイトにも「ご祝儀がこれだけ貰えるので自己負担額が限りなく少なくなります!」みたいなことはよく書いてあります。
大規模な結婚式は費用が何百万円もかかってしまうので、自分たちの貯金だけで全て賄うのはお金持ちでもない限り現実的に厳しいでしょう。
参考→結婚式の費用って結局いくらかかるの?自己負担額や人数ごとの相場について徹底解説!
結婚式を挙げる上でご祝儀をあてにするのはある意味当然のことと言えるかもしれません。
とはいえ、あまりにご祝儀をあてにしすぎた結婚式もどうなんだろうと思ってしまいます。
例えば私達だったらこのようなゲストとして参加した時に次のような結婚式だとあまり感動できないでしょう。
- 披露宴をご祝儀で黒字にしようとしている。
- 披露宴や新婚旅行の費用として、ご祝儀をあてにしている。
- 自分達ばかりにお金をかけて、ゲストにはほとんどお金を掛けていない。
結婚式って「これから夫婦二人が力を合わせてしっかりと生きていくことをゲストの皆様にお知らせする場」でもあると思うんです。最初からご祝儀をあてにしていたのでは「この夫婦この先大丈夫か?」とゲストの皆さんも心配になってしまうかもしれません。
ご祝儀はもらって当然のもの?
たまに「友人の○○はご祝儀に○万円しかくれなかった!ケチなやつだ」みたいな意見を聞くと本当に悲しくなってしまいます。「もらえるだけありがたいと思え!」と突っ込みたくなります。
この不景気の時代みなさまそれなりに財布を痛めてご祝儀を出すわけです。それをもらって当たり前なんて思われたら、払う方もたまったもんじゃありません。
本来お祝いとは半ば強制的にじゃなく自然な気持ちのやりとりの中で行われるもの。金額の大小にケチをつけるのはやはり何か違うなと思わざるをえません。
「ご祝儀の金額は相場が決まっている」ことは正しいの?
ご祝儀ってなんとなく相場が決まっていますよね。
「友人のご祝儀相場は三万円」
「上司のご祝儀相場は五万円」
みたいに。
けれど、「友人のご祝儀相場は三万円だから三万円を包もう」みたいな右にならえの考えも違和感を感じませんか?
私達の友人に結婚式に立て続けに招待された人がいて、その友人はご祝儀代を払うためにかなり生活を切り詰めていました。その友人は確か3ヶ月の間に4~5くらいの結婚式に招待されていました。一回で3万円のご祝儀を包むとしたら5回で15万円です(@ @;)
その他にも例えばリストラや病気、いろいろな理由でお金がない人もいます。そういう人たちからも一律にご祝儀をもらうのはどうなんだろうって思ってしまいます。
各自自分の生活に支障をきたさない無理のない範囲でご祝儀をいただいたほうが、式をあげた側の方も負担に感じなくてすみます。気兼ねなく招待もしやすいですよね。
「ご祝儀は自分ができる範囲で。無理ならしない!」
こういった価値観が当たり前になったほうが、ゲストも気軽に呼べるし、結婚式ももっと普及するのではと思います。結婚式自体の費用も下がることでしょう。
今は入籍しても結婚式を挙げないカップルが増えていますが、それは高すぎる挙式費用に負担を感じている方が増えているのも要因の一つだと思っています。
→結婚式は挙げないと後悔する?「ナシ婚」が増えている理由と私達が思うこと
欧米にはご祝儀の週間はない?
ちなみに欧米では現金(小切手)の代わりに「ほしい物リスト」なるものを使ってプレゼントをする習慣があるんですって。
とても合理的で面白いプレゼントの送り方だと思います。
もちろんご祝儀をいただくことを否定しているわけではないです。結婚式ってやはり大金がかかりますし、ご祝儀の存在は正直ありがたいですよね。でもだからこそ受け取るときは当たり前と思わず「感謝」して受け取りたいものですね^^
【私達の場合】家族挙式、少人数挙式でのご祝儀問題
私達が少人数の挙式を選んだ理由の一つに「ご祝儀」の問題がありました。
小規模な挙式なら予算を抑えることができるので、ご祝儀を頂かなくても自分たちの貯金で結婚式や披露宴の費用を全て賄えると思ったんです。
(それでも色々と希望しているうちに結構な額になってしまいましたが(汗))
これが大人数の結婚式だとそうはいきません。何百万もかかりますから自己負担はセレブでもない限り不可能。
私達夫婦はご祝儀を貰うか貰わないかで何度も話し合いました。やはりご祝儀を貰うことで友人たちに負担をかけたくないという思いがあったんですね。

結婚式は自分たちの貯金で全部負担するのも一つの手段だと思う。

友達からご祝儀を貰わなかったら、その友達が結婚式を挙げた時に私達を招待しずらくなるし、逆に気を使わせてしまうかも。

確かにそれはあるかもしれないね(汗)でも友人達にあまり負担を感じてほしくなくて……

その分結婚式でしっかりご祝儀以上のお返しをすればいいんだよ。
2人で色々と話し合った結果、両親からはご祝儀を貰わない。友人やその他の親族からは貰う。という形に落ち着きました。
家族や友人からいただいたご祝儀は本当にありがたかったし、しっかり恩返しをしていきたいですね。
ご祝儀は貰ってあたりまえではなく、感謝の気持ちをもって受け取ることで、それが相手にも伝わり素敵な結婚式になるのだと思います。